心洗われる出来事

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2011年も、残すところ1ヶ月を切った。思えば今年は、たいへんな年になった。世界に目を向けても、アラブ、ヨーロッパ、アメリカ、どちらをみても混沌とした時代です。

しかし、個人的には、心を洗われる出来事や出会いがあった。神渡良平さんの講演では、こみ上げる感動に涙を抑えきれず引き込まれた。会場の聴衆も同じように、感涙にむせんでいた。講演終了後の心の清々しさを今も鮮明に覚えている。そして、映画の日には、昨年封切りになったアンダンテ(稲の旋律)を鑑賞した。

食、農、大地、ひきこもりなど、いまの日本が抱えている問題をあぶりだし、効率化重視の社会に、これでいいのだろうかと、投げかけた。

そして、我が家には、家族が一人増えた。孫の誕生は、人生の中で一番喜ばしいと、夫はつぶやいていた。

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