尾瀬岩鞍スキー場のゲレンデが一面ゆり園になった。雄大な景色もさることながら、それはそれは見事で、あたり一面甘い香りが立ちこめていました。うっとりと花をながめていると、あげは蝶がひらひらと飛び交い、幸せな気分になっているのはなにも人間だけではなかったようです。
ドライブをしていると、手の届かない崖に、凛と咲くやまゆりを見つけることがありますが、ここでは、そんな高根の花のゆりも身近です。
かのこゆり、すかしゆり、てっぽうゆり、やまゆり、ハイブリット、すべてのゆりの種類を揃えたのかと思うくらいのさまざまなゆり。花好きの私たちは、手入れがたいへんなのでは、、
と思ったら、リフトで上がっている時、おじさんが回りの草刈りや終わった花の手入れをしていました。
このまま球根はここで冬を越すの?百合根は人間にとっていいだけではなく、野生のねずみのいい食料になるのでは、と余計な心配をしています。世界に散らばっているゆりの品種改良に、日本のゆりが大きな役割を果たしたようですが、あらためて日本らしい風景を確認できたような、気がしました。
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