配色歳時記(バラの庭2)

かすみがかかったような淡い水色の空を背景に、明るい調子(トーン)の色彩(青紫、赤紫、ピンク、クリーム)を幅広く使った配色の庭、優しくソフトな印象になる。また、色相環上のおもだった色相を片寄りなく取り入れているため、のびのびと開放的なイメージにもなっている。変化が厳しく、忙しい時代に、人々はこんな風景に出会うと、癒される。例えば、赤、青、黄色と幅広い色彩を使いたい時は、色の調子(トーン)を絞って使うことで、何を伝えたいのかがはっきりする。色の明るさと彩度が一緒になったものが専門用語では、トーンといい、やさしいとか渋いとか、涼しそうなどの形容詞がこのトーンで決まるのです。インテリア、ファッション、パッケージ、ホームページなど生活のいろんな場面で取り入れたい。

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