群馬県片品村の尾瀬と日光の間にある丸沼高原のペンションカレンズです。3月3日の桃の節句を前に、今日は利根町南郷にある曲屋「旧鈴木家住宅」へ行ってきました。
曲屋「旧鈴木家住宅」がある街道は日光へと続き、日光裏街道の歴史を偲ばせる、ぐんま絹遺産群の一つとなっています。
沼田市利根町日影南郷の地に熊野神社を建設するため神官として来村、定着、代々名主を務めて政治家を輩出してきた鈴木家。天明5年(1785年)頃の建造。
南部曲屋のように東北地方の民家でよく見られるかやぶき屋根の曲屋建築様式で、日光との交流は、見事な欄間の彫刻に、その面影を見ることができます。
さて、この素敵な旧鈴木家住宅では、3月31日まで、江戸時代のひな人形が飾られています。うりざね顔の、どこか気品のあるひな人形は、いつまでも見ていて飽きません。
「桃の節句」雛人形展示期間:2016年2月13日ー3月31日
期間中は、甘酒とお漬物、羊羹、おやきなどが、おもてなしとしていただけるのが、嬉しい。
沼田市指定重要文化財 南郷曲屋「旧鈴木家住宅」
住所:沼田市利根町日影南郷158-1
電話:0278-54-8611
開館時間:午前10時~午後4時(通年)
休 館 日 :①木曜日(木曜日が国民の祝日にあたるときはその前日)、②年末年始(12月29日~1月3日)
入 館 料 :大人100円、小人50円(中学生)、小学生以下及び障害者は無料。
この建物の道路を隔てた相向かいに、源泉かけ流しのシャクナゲの湯があります。温泉とセットで見学してみてはいかがでしょうか。南郷の曲屋とシャクナゲの湯情報
ペンションカレンズからの行き方:
国道120号線沼田方面へ → 沼田市利根町「大原」の信号2つ目を左折(信号が連続して2つ有)、薗原湖方面へ。薗原湖側道に沿って大間々桐生線との交差点(信号なし)を左折し、大間々方面へ10分くらいで到着。
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