配色歳時記(初秋の花あしらい)

初秋は、すすきの穂が風にゆれ、あわや野バラの実、姫りんご、山ぶどう、ヒペリカムなど、まだ熟さない明るいグリーンの実、あるいは、深い赤紫色のわれもこう、からし色の姫がまなど実のものがふんだんな季節。青や紫色のききょう、りんどう、トルコぎきょう、デルフィニュームもこの時期。フラワーアレンジメントを習っていた時期、先生にチョイスしてもらった時には、素敵な作品に仕上がるけれど、花屋さんで自分が選ぶとなると、なかなか難しかった。こんな時カラーホイールを参考にすると色と色の関係がわかり、組み合わせがし易くなります。カラーホイールを使うと反対色が簡単にみつかります。黄色と紫、オレンジと青、赤と緑というように。写真の作品は、私の好きなパステルカラーの黄緑色のカーネーションをまず選び、これを引き立てる1色として、今回は反対色の青紫のデルフィニュームやトルコぎきょうをあわせることにしました。次に黄緑色をささえる色として、カラーホイールの近隣の色から実のものやすすきを選んでみました。カラーホイールは、花の組み合わせや洋服のコーディネートなどいろんな場面に活用できて便利です。

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