海の香りと空気を感じながら、ゆったりとした空間の中を歩いてゆくと長くのびたギャラリーの向うに安田侃の石のオブジェ天秘が見える。手のひらをイメージした作品のようです。作品の上に寝そべってみました。その日は丁度薄曇、オブジェの置かれた空間も明るいグレイ、そしてオブジェは、やわらかな白。ゆったりと静かな時が流れる。何気ない日常の空がアートに変わる瞬間です。また喫茶室のすぐ隣の芝生に置かれたオブジェ。皆さん何に見えますか?どうやら、ここは五感を呼び戻させる壮大なアート空間のようです。具合の悪い両親を見舞った後、落ち込んだ気持ちがとてもやすらぎました。ほんとうに素敵な所ですね。