おうちで、もぎたて完熟トマトジュース

トマトの旬といえば、夏ですが、高原トマトの獲れる尾瀬片品村で、一番おいしいのは、実は、秋風が吹き始める９月頃から、収穫期が終わる１０月なんです。トマトをまるごとジューサーなどにかけ、ひとつまみの塩を加え、ストレーナーに一度通したら、甘くて、今まで体験したことがないほど、 おいしい、ピンクのトマトジュースが出来上がり　トマト嫌いを克服するきっかけになりましたという声を聞いています。

もし利根片品方面へお出かけされる機会があれば、その時期に、利根沼田エリアの道の駅などで売られている、トマトでお試しください。どんなとまとでもいい訳では、ありませんよ。へたの所があかぎれのようにひび割れているもので（完熟になっているのです）、できれば赤みが強いものです。

生産者に聞きましたら、寒くなると、水をあまりやらない上に、育つのに、暑い時より、時間がかかり、ゆっくり、いうなれば、熟成しながら育つそうです。しかも、世の消費者は、見た目で選ぶ方が多いので、傷物というシールまで張られ、値引き価格です。

そして、とまとの時期が終わる頃、苗をぬくと、出てくるのが、青とまとです。イタリアン料理に使うあれです。都会では、高級品として売られているお店もありますが、こちらでは、漬物用などと表示して、見切り品になっています。数が少ないので、あっという間に売り切れです。