3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震は、言葉を絶する未曽有の被害で、マグニチュード 9,0 だった。明治以降の観測史上最大そして、世界最大規模。自然の驚異に、なすすべがない。この地震のエネルギーは神戸の時の7.3 に対して180倍であったという。津波の恐ろしさは、まるで生き物のように、すべてを飲み込み、壊滅させる破壊力。電気、水道、ガス、電話などのライフラインが通じず、どうにもならない。
私たちの住む片品は、揺れこそは、今まで経験したことがないほどであったが、内陸部のためか、幸いに何事もなかった。首都圏では、落下物で怪我をしたり、高層ビルの揺れがとまらず、また交通マヒするなど、都市機能がマヒし、深刻だったと思います。
週末は、宿泊者の準備をしていたが、高速道路が通れなくなり、全部キャンセルになってしまった。銭湯がわりに通っている温泉に出かけたら、いつもより、湯温が上がり、水量も増えたとか、これも地震で岩盤が刺激を受けた為か。
写真は、映画初恋で有名になった田村市の桜。東北地方の気候は、私たちの住む所と同じく厳しいが、日本の原風景が残っている豊かで、すばらしい地域です。福島の原子力発電所がたいへん気がかりですが、どうぞ最小限の被害で済みます様にと願うばかりです。
コメント