熱帯雨林気候のマレーシアは、涼しい夏の丸沼高原と似ていました。

ペンションオーナーの旅行記

ずっとあこがれていたスリランカの紅茶畑の絶景と同じような、海抜1500~1800mの涼しいキャメロンハイランドというBOH TEAの紅茶農園がどこまでも拡がる高原リゾートに行ってきました。

熱帯雨林気候のマレーシアにもかかわらず、我が家の夏と同じように、気温は約8~24℃と、涼しい高原の夏のような気候でした。

イギリス植民地時代に開拓され、ゴルフ場や、トレッキングコース、別荘、ホテルなどが立ち並ぶエリアも広がっていました。また高原野菜や果樹、花木などが露地&ハウス栽培されていました。栽培農家の直売所で野菜や果物を買い込みましたが、新鮮でおいしかった!ですね。

マレー半島の中央に位置するため、クアラルンプールから、両側にパームヤシのプランテーションが拡がる高速道を娘の運転する愛車で、2時間飛ばし、その後、熱帯ジャングルを切り開いて作った、幅が狭いぐねぐね道を2時間。じゅずつなぎになりながら、また乱暴な運転をする現地の人たちの車にひやひやしながらのドライブでした。

 

途中オランアスリ=原住民(アボリジニ)がにっぱやしと木の枝で作った簡単な高床式の店先で何やら販売していました。教科書で習っ た熱帯雨林の印象は、暑くて、苦手な爬虫類や毒虫が住んでいる未開の土地だと思っておりましたが、見事に打ち砕かれてしまいました。

何をしなくても、果物がたわわに実り、年に何回も収穫でき、多種多彩な動植物がすくすく育つ、多様で豊かな土地でした。だから、きっと白人に眼をつけられてしまったのでしょうね。

勝手な想像ですが。。。オランダ、ポルトガル、イギリスと植民地支配を受け、翻弄されてしまったんですから。

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