色を自由自在に使いこなせるようになる為に、
色彩の学校ではいろんな色や微妙な色の違いを
見極める練習をします。絵の具でいろんな色を作ったり、また雑誌から切り抜いて例えば、赤の仲間を集めたり、カラーカードで配色をしたりします。赤いケーキ、オレンジのチューリップ、クリーム色のケーキ、黄緑のカーネーション。色相環順に並べるだけでリズムが出来ます。微妙な柄物のスカーフやネクタイを選ぶ時、全体の色を瞬時にとらえ、色相環でどの位置の色なのか、考え、コーディネートする時に役立ちます。ベースになる色に、類似した色で、明るくしたり、暗くしてまとめる。あるいは、対照となる色をほんの少量使って、めりはりをつける。カラーコーディネートの考え方は、この二つです。
