群馬県片品村の尾瀬と日光の間にある丸沼高原のペンションカレンズです。フレンチ料理のお食事会を兼ねた料理の勉強会があった。
毎年、夏前にペンション村の仲間たちで開いているが、冬の最盛期に向けて、有志で、教えて欲しいものをリクエストし、レストランを貸し切ってオーナーシェフに習った。
個人ではできないことで、数の恩寵を思った。村内のほかのエリアの人たちにも声をかけ、開催にこぎつけることができた。
この中で気にいったものを自分の中で再構築して、ペンションのメニューに登場する。どれもおいしかったが、いままで脂ぎってあまり得意でなかったテリーヌ、今回は、とても口にあった。
フォアグラと森の茸のテリーヌ、茸のマリネ添えと柿のシャーベット、栗のプディングがとても良かったので、取り入れたいと思っている。
年末年始は、経験を積んだベテランでも、一番たいへんな時期。食材の手配をしっかりしていないと、予定のメニューにならないことも起る。また料理だけがペンションの仕事ではないので、お客様に好評な料理を手早く段取りよく、そしてコスト内で作らなくてはならない。
こうした事の積み重ねや、おいしかった!の一言で大きな励みをいただき、がんばろうと思うのです。
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