アップルパイ、タルトタタンなどりんごを使ったお菓子はいろいろあるけれど、、このタルトは、さくさくパートシュクレに、りんごをバターでじっくり炒め、キャラメリーゼした為、りんごが元の材料の半分の量になって、旨みがぎゅっと凝縮された、大人っぽいお菓子で人気の一品です。
それもそのはず、直径２０センチの同じようなタルトはお店で買うと４０００円近くするんですね。相原一吉氏の「お菓子のなぜ？がわかる」を参考に作りました。相原さんの本は、手順だけではなくて、なぜそうしなければならないか、解説してあるので、失敗した時にも、手がかりが見つかる。そうして、コツコツ作り続けているうちに、いつの間にかお菓子作りの基礎が見についてくる。ペンションは家内労働の為、残念ながら、お菓子作りばかりに時間をさけない。大人数の時には、なかなか焼けないが、比較的空いている時に、あらかじめ、生地や具を作り置きして焼きたてをコースの締めくくりに出している。ちなみに、これは、年末年始から引き続いて出しているが、「おいしかった！です」の声が多いので、がんばって焼いています。
