終戦頃、外交官として活躍した白州次郎の旧邸の武相荘。今となっては懐かしい茅葺屋根の家。竹のそよぎが今でも聞こえてきそうなリズミカルな竹林、幾歳月を数えたか知らない苔むした老木など豊かな緑に覆われている。緑は、目にも心にも穏やかに働きかける。めまぐるしい情報時代をしなやかに生き抜くには、このような静かで、自然と近い所に来て、本来備わった五感を研ぎ澄ますことが大切のように思います。自然の摂理や原則を知ることによって、情報への判断が身に付くように思います。でも緑の中にずっといると、田舎の時間の流れのように、スローになってしまいますので、気をつけなくてはなりません。